Accueil / 恋愛 / 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー / 17話 初めての痛みと、甘い一体感

Partager

17話 初めての痛みと、甘い一体感

Auteur: みみっく
last update Date de publication: 2025-09-02 07:00:48

 俺はヒナを布団の上にうつ伏せにさせ、足元に座るように促した。ヒナは、言われた通りに足を広げようとするが、その動きはどこかぎこちない。月明かりが差し込む中、薄水色のショーツのアソコの部分が、すでにじっとりと湿り、色が濃くなっているのがはっきりと見て取れた。太ももの内側は、ほんのり赤みを帯び、汗ばんだ肌が艶めかしく光っている。

 ヒナは、その濡れたアソコを、恥ずかしそうに両手で覆い隠した。指の隙間から覗く、ほんのり開いた太ももの隙間が、俺の視線を吸い寄せる。顔は真っ赤に染まり、瞳は潤んで、俺から目を逸らしたり、モジモジと太ももを動かしたりしている。

「やぁ……はずかしぃ……んぅ~」

 か細く、しかし甘い声が漏れた。その仕草一つ一つが、俺の興奮をさらに煽る。

「挿れたら見ないから……」

 俺がそう言うと、ヒナは顔を上げ、潤んだ瞳で俺を見つめ、小さく頷いた。

「うんっ」

 そういうヒナは元気に返事をするが、その身体は不安なのか、小さく震えていた。その震えが、俺の心を締め付けると同時に、さらに深くヒナを欲する気持ちを掻き立てた。

 俺は、ヒナの震える身体にそっと触れ、優しくショーツをさらに横にズラした。月明かりの下、薄ピンク色の花弁が、熱を帯びて艶めかしく光っている。その中心にある膣口は、すでにたっぷりと濡れていて、ヒクヒクと甘く脈打っていた。甘い潮の香りが、微かに鼻腔をくすぐる。

 俺は、震える息子の先端を、ヒナの濡れたアソコにそっと押し当てた。ひんやりとした亀頭が、熱い粘膜に触れた瞬間、ヒナの身体がビクンッと大きく跳ねた。

「んっ……あ、ぁ……っ」

 ヒナの喉から、甘く、切羽詰まったような喘ぎ声が漏れる。その顔は、羞恥と期待、そして微かな痛みで歪んでいた。俺は、ゆっくりと、本当にゆっくりと、息子をヒナの中へと滑り込ませる。

 「ふぅ……っ、んんっ……」

 最初は、キュッと締め付けられるような、狭い感触。処女特有の、硬い膜が俺の息子を阻む。ヒナの太ももが、俺の腰に絡みつき、その指先がシーツを強く握りしめた。彼女の身体が、小刻みに震えているのが、俺の息子を通じて伝わってくる。

 「んんぅ……っ、ユウくん……いた……い……っ」

 ヒナの甘い声が、痛みに混じって途切れる。その表情は、苦痛と快感が入り混じり、瞳からは生理的な涙が滲んでいた。俺は、ヒナの顔を見つめ、ゆっくりと、優しく、さらに奥へと押し込んだ。

 プツッ、と、柔らかな膜が破れる微かな感触が、俺の息子に伝わる。その瞬間、ヒナの身体が大きく弓なりに反り、甘い悲鳴のような喘ぎ声が部屋に響いた。

「ひゃっ……あぁぁ……っ、んんっ!」

 そして、その硬かった壁が嘘のように、俺の息子は、ヒナの熱く、ぬるぬるとした奥へと、ずるりと滑り込んだ。全身を包み込むような、粘膜の柔らかさと、奥からじゅるりと吸い付くような快感。ヒナの膣内は、想像以上に熱く、そして濡れていた。

 「んんっ……ふぅ……っ、あ、あったかい……ユウくん……」

 ヒナは、恍惚とした表情で、俺の腕に顔を埋めた。その声は、安堵と、そして深い快感に満ちていた。彼女の身体は、まだ小さく震えているが、先ほどの緊張とは違う、甘い震えだった。俺の息子は、ヒナの膣内で、まるで生き物のようにヒクヒクと脈打っている。この一体感に、俺の理性の箍は、完全に外れた。

Continuez à lire ce livre gratuitement
Scanner le code pour télécharger l'application

Dernier chapitre

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   67話 「わたしのヒーロー」という告白

     抱き合っている時、ヒナは決まって俺の子どもの頃の傷を指で優しくなぞったり、じっと見つめたりしていた。時には、そこにキスを落としたり、吸い付いてきたり優しく舐めてたりすることもある。 この傷は、小学校の自然教室でできたものだ。激流の川に落ちそうになったクラスメイトの女の子を、俺はとっさに手を伸ばして掴んだ。だが、足元が滑り、危うく二人とも落ちそうになったところで、有刺鉄線に引っかかり、滑り落ちるのを止めることができた。 その瞬間、激痛が体中に走ったのを覚えている。痛みでクラクラしながらも、俺は必死に手を離さなかった。その時、女の子が「もう放していいよ……」とでも言うように、俺をじっと見つめていたのを、今でもぼんやりと覚えている。 そんな手を離すなんてできるわけがなかった。だって、俺にとって彼女は初恋の女の子だったからだ。今では名前も覚えていないけれど、彼女はその後すぐに転校してしまった。 ヒナにそんな話をした時、彼女は女の子にヤキモチを妬いていた。「ずるいっ」とか「同じ状況になったら……わたしも助けてくれる?」などと、少し不安げに聞いてきた。俺はヒナの頭を撫で、「もちろんだよ」と答えた。するとヒナは安心したように俺の腕に抱きついてきた。「ヒナって……傷跡が好きだったりするのか? 興奮するとか……」「え? わっ、ち、違うってばっ!」 ヒナは、俺の言葉に顔を真っ赤にして、慌てて否定した。その表情は、まるで自分の秘密を暴かれた子供のようだ。「ち、違うよぉ……ただ、その……ユウくんが、わたしのことを助けてくれた、大切な、証だから……」 ヒナは、俺の腕にある傷跡を指で優しくなぞりながら、そう囁いた。その瞳は、俺への深い愛情と感謝に満ちていて、俺はただ、ヒナを強く抱きしめることしかできなかった。 ヒナは、俺の体に強くぎゅぅぅと抱きつき、俺の頬に自分の頬を押し付けてきた。「あのね…&hellip

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   66話 矛盾した行動と、焦らすキスに蕩けるヒナの瞳

    「……あのさ……帰ったら、って言ったの……覚えてる?」 ヒナは、俺の言葉に体を震わせ、小さく頷いた。「う、うん……」 ヒナは、俺のシャツの裾をぎゅっと掴み、俺の胸に顔を埋めた。その震える体と、甘い香りが、俺の理性を揺さぶる。「……ひな……したい」 俺がそう言うと、ヒナは、俺の胸に顔を埋めたまま、小さく「うん」と答えた。 ヒナは、俺の服の裾を掴んだまま、俺の胸に頬をグリグリと押し付けてきた。そして、俺の顔を上目遣いで見つめ、小さく囁いた。「……だめっ。もう、ユウくんのばか……」 ヒナは、そう言いながら、俺の腕から離れようとしない。その矛盾した行動に、俺の心は高鳴った。 俺は、ヒナの顔を優しく両手で包み込むと、彼女の唇にそっとキスをした。そのキスは、昼間とは違う、焦らすような、ゆっくりとしたものだった。「んっ……」 ヒナは、甘い吐息を漏らし、俺のキスに応じるように、目を閉じた。俺は、ヒナの唇からゆっくりと離れ、彼女の瞳をじっと見つめる。「……ねぇ、ヒナ。今日は、どこから始める?」 俺がそう言うと、ヒナは、羞恥心と期待がないまぜになった瞳で俺を見つめた。しかし、俺が次の行動を起こそうとしないので、ヒナは焦れたように、俺の首に腕を回し、俺の唇に自分からキスをしてきた。「んんっ……もう……待てないよぅ……」 ヒナは、俺の唇から離れると、そう囁いた。その声は、甘く、切なげで、俺の理性を完全に吹き飛ばした。 俺は、ソファーに座るヒナの前の床に座り、ゆっくりと彼女の膝を開かせ、スカートの中に潜り込んだ。自分でも大胆でエロい行動だとは思う。だが、可愛らしく人気者のヒナの

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   65話 無邪気なスキンシップと、ヒナの無言の牽制

     食事中、こはるは普段と変わらない様子で、無邪気に俺に話しかけてきた。「ねぇ、ユウくん! この前の講義のレポート、もう終わった? わたし、全然わかんなくてさー」 そう言って、こはるは身を乗り出し、俺の肩にぽんと手を置く。その無自覚なスキンシップに、俺は一瞬だけ心臓が跳ねるのを感じた。 隣に座っていたヒナは、こはるの行動に、小さくため息をつくのが聞こえた。だが、すぐにヒナは笑顔に戻る。そして、俺に「はい、あーん」と、フォークに乗せたパスタを差し出してきた。こはるは、その様子をじっと見ていたが、何も言わずに自分のパスタを口に運んだ。 俺は、ヒナのパスタを口に入れ、複雑な気持ちで二人を見つめていた。こはるの無邪気な優しさと、ヒナの無言の牽制。二人の間に挟まれ、罪悪感が胸に広がっていくのを感じる。 やがて、昼食を終え席を立つと、こはるは「じゃあ、わたしもう行くね!」と、いつも通りの明るい声で言った。そして、俺に背中から抱きついてきた。「ユウくん、ヒナちゃん、バイバイ! 今度は二人で遊んだ時の話、聞かせてね!」 こはるの体が俺の背中にぴたりと密着し、柔らかな感触と甘い香りが俺の鼻腔をくすぐる。心臓がドクン、と大きく跳ねた。その声には、悲しみや寂しさは一切なく、ただ純粋に二人の幸せを願う気持ちが込められているように感じられた。 こはるは、すぐに俺から離れると、堂々と笑顔でヒナに手を振り、去っていった。その背中には、これまで感じていた寂しさや未練は一切なく、清々しいほどの潔さが漂っていた。 こはるの姿が見えなくなると、ヒナはぷいっとそっぽを向き、頬を可愛らしく膨らませた。 「むぅぅ、こはるちゃんに抱きつかれてたーっ。好きになっちゃったりしてないよねー?」 ヒナは俺の服の裾をぎゅっと掴み、潤んだ瞳で上目遣いに見つめてきた。その声には、こはるへの嫉妬と、恋人としての甘い独占欲がにじみ出ている。俺はヒナの独占欲が嬉しくなり、思わず微笑んでしまった。「ヒナも同じようにしてくれたらな……」「さっきまで……抱きしめ合ってたのに

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   64話 許しのキスと、お疲れ様という名の愛の挨拶

    「……えっと、キスをしてくれたら許そうかな……」 俺がそう言うと、ヒナは恥ずかしそうに俯きながら、ゆっくりと顔を上げた。今まで、何度もキスをし舌を絡め合っていたのに、罰や謝罪というよりは、お互いにとってお疲れ様という挨拶のようなもの。ご褒美でもあったのだろう。だって、この熱い時間は、俺たちがお互いを求めた結果なのだから。 ヒナは、俺の顔にゆっくりと顔を近づけ、俺の唇にそっとキスをした。その小さな唇は、まだ熱を帯びていて、甘く濡れていた。 ヒナは、キョロキョロと辺りを見回し、何かを探すような仕草をしていた。「どうしたの?」 俺が尋ねると、ヒナは恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、小さな声で言った。「えっと……その……わたしの……下着」 その探し物は、俺のズボンのポケットの中に大切にしまってあった。誰かに見られたくない、大切なもの。そして、汚したくもなかったから、俺はこっそりと隠していたのだ。「あぁ、これ他の人に見せたくないし。ここに大切に保管してるよ……はい」 俺がそう言ってポケットから下着を取り出すと、ヒナは「うぅぅ……」と恥ずかしそうに唸った。「汚いのに……」「汚くなんかないってっ」 ヒナは、俺の言葉にさらに顔を赤くし、下着を握りしめて俯いた。その様子は、まるで自分の秘密を覗かれた子供のように、可愛らしい羞恥心に満ちていた。 ヒナに近づき、耳元で小さく囁く。「そこを、帰ったら舐めさせてね!」 俺がそう言うと、ヒナは顔を真っ赤にさせて、小さく頷いた。てっきり恥ずかしがって「ば、ばかぁ、えっちぃー」と言われるかと思っていたので、あまりの素直さに驚いてしまう。 ヒナは、羞恥心からか、俺から少し顔をそむける。だが、その上気した頬と、微かに頷くその仕草は、どんな言葉よりも雄弁に、俺の提案を受け入れてい

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   63話 寝返りを打った男友達と、潤んだ瞳の無言の訴え

     俺は、ヒナの腰を掴み、彼女を椅子に座らせる。そして、彼女の脚を広げさせ、俺の息子をゆっくりと挿入した。「んっ……ふぅ……」 ヒナは甘く息を漏らし、俺の息子を受け入れた。俺は、ヒナの奥までゆっくりと突き上げると、ヒナは声を殺して喘いだ。「っ、んんっ……、だ、だめっ……そこっ……いっちゃう……っ」 ヒナは口元を両手で覆い、喘ぎ声を必死に堪えている。そんな時だった。「あれ? ユウマくん?」 聞き覚えのある声が聞こえ、俺たちのすぐ隣を、知り合いの女の子が通り過ぎていく。俺はヒナを膝の上に乗せたまま、努めて冷静を装い「ああ、どうした?」と声を返した。 ヒナは、俺の隣に女の子がいることに気づき、びくりと身体を震わせた。顔を真っ赤にして、俺の胸に肩に埋める。「あっ……んっ……」 俺が少しだけ身体を動かすと、ヒナは快感に身体を震わせ、小さな悲鳴のような喘ぎ声を漏らした。俺の肩に顔を埋め、痛いほどに強く服を掴む。 女の子が立ち去ると、ヒナは俺を見上げて、可愛らしく頬を膨らませた。「もぉー、ユウくん……っ」 しかし、俺が再び腰を動かすと、ヒナは気持ち良さに、それ以上の文句を言えなくなってしまった。「っ……んんっ……もっと、もっとだよぉ……」 ヒナは、羞恥心と快感に顔を歪めながら、俺にそう求めた。 近くで寝返りを打ったのは、ヒナのグループにいる、俺も顔を見たことのある男友達だった。ヒナを膝の上に乗せ、挿入している俺たちの方に、友達は顔を向けている。彼はまだ寝ているが、いつ起きるか分からない状況に、ヒナは思わず息を殺した。 その状況でもヒナは、友達に気づかれないように、口元に当てていた手をどかせない。

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   62話 ひざ掛けの下の秘密と、「どうする?」と問いかける瞳

     俺もヒナを求める気持ちは強かったが、ヒナの方が強い気がする。ヒナの友達の話では、男の人には興味がないかと思うくらいだと聞いていた。 俺はヒナがエロ動画を見てひとりエッチをしたとか聞いてるし、興味はあるとは思っていたけど。まさか、図書室で……人前でイチャイチャするほどになるとは思ってなかった。 俺がこっそりと太ももを触っても、ヒナは嫌がるどころか、周りを気にするように俺にやり返してきた。ヒナがバッグからひざ掛けを取り出すと、自分と俺の膝にそっと掛ける。 その布の下で、ヒナの小さな手が俺の息子に触れた。熱を帯びた手が、俺のズボン越しに優しく撫でてくる。ヒナは、自分の大胆な行動にドキドキしているのか、頬をうっすらと赤らめながら、俺の反応をじっと見つめていた。その瞳は、まるで「どうする?」と問いかけるかのように、甘い光を宿していた。 こうなっては、俺はもう我慢できない。すぐ隣にいるヒナの耳元にそっと顔を寄せ、囁くように尋ねた。「ヒナ、濡れてたりする?」 その言葉を聞いたヒナは、びくりと肩を震わせた。顔を真っ赤にして、俺から少しだけ身を引こうとする。だが、その瞳は期待に満ちた光を宿し、俺から目を離そうとしない。「……え!? わかんないっ。ば、ばかぁ……え? ここで?」 ヒナは、恥ずかしそうに顔を俯かせ、小さな声でそう言った。その声は、驚きと同時に、俺の誘いを待っているようにも聞こえた。 ヒナは、しきりに周りを気にしだした。何かを恐れるように、小さく震える声で俺に尋ねてくる。「……ここでするの? どうやって……? はずかしいよぅ……っ」 ヒナは、可愛らしい顔を俺に近づけて、耳元でそう囁いた。吐息が耳にかかり、ゾワッと全身に鳥肌が立つ。彼女が顔を離すその瞬間に、俺はヒナの頬に軽くキスを落とした。「ひゃっ」 ヒナは、驚いた声を上げるや否や、両手で口をふさぎ、目を見開いて俺を見つめた。その表情は、恥ずかしさ

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   9話 わたしのヒーローの証

     下着だけを履いた状態で、鏡に映る自分を見る。上半身は裸だ。男だし……別にヒナの前で着替えても良いよな? さっきあいつも俺の前でTシャツ一枚で出てきたくらいだし。そんな理屈が頭をよぎる。 着替えの部屋着は一応リビングに用意していたので、脱衣所を出てリビングで着替えることにした。リビングへ向かう廊下を歩く間も、ヒナが俺の服を見てどう思うか、どんな反応をするか、そんなことばかりが頭を巡り、足元がふわふわするのを感じた。♢ヒナ視点 リビングのソファに座るヒナは、落ち着かない様子でそわそわしていた。ユウマがお風呂から出てくるのを待つ時間は、こんなにも長く感じるものなのかと、柄にもなく緊張してい

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   8話 止まらない鼓動と、甘い残り香

    「え、あ、ああ……いいけど……」 俺の返事に、ヒナはホッとしたように小さく息を吐いた。そして、次の言葉を紡ぐ。「だって、親友の家にお泊まりするんだし、お風呂くらい借りないと、失礼だもんね?」 そう言いながら、ヒナはわざとらしく明るい声を出し、自分の言葉に言い聞かせるように「親友」という部分を強調する。その仕草に、俺はヒナが普段から使う「仲良しなら当たり前」とは違う、どこか言い訳がましい響きを感じた。 ユウは、ヒナのいつもとは違う雰囲気を敏感に察知した。彼女が放った「親友」という言葉が、ユウの心を惑わせる。もしかして、ただの気遣いなのだろうか。自分だけが勝手に特別な意味を見出そうとして

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   7話 彼女の視線と、彼の高鳴る鼓動

    「さ、適当に座ってていいよ」 そう声をかけると、ヒナはソファへと向かった。いつもなら躊躇なく腕に抱きついてくるヒナが、今日は俺の隣に座るだけでも、ほんの少しぎこちないように見えた。でも、すぐにいつもの明るさを取り戻し、好奇心旺盛な瞳で部屋を見回し始めた。「へぇ~、ユウくんの部屋って意外と綺麗なんだね! もっとごちゃごちゃしてるかと思った~」 冗談めかしたヒナの言葉に、思わず苦笑が漏れる。棚に並んだ俺の趣味の品々を、ヒナが指でそっとなぞる。ゲームのソフト、読みかけの本、そして少し埃をかぶったサッカーボール。一つ一つに目を凝らすヒナの横顔を見ていると、俺の知らないところで、ヒナが俺という人

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   6話 期待と緊張が交差する夜

    「……ってことは、あ、あぁ……一人暮らしってのも嘘で両親と一緒な感じ?」 ヒナが不安げに、そして少し残念そうに尋ねてきた。その視線が、俺の内心を見透かすように感じられた。 「それは、ホント……。俺は一人暮らしだよ。二人っきりになっちゃうけど……どうする?」 俺は改めて、ヒナの顔を見つめて問いかけた。マンションの街灯の下、夜風がひゅうと吹き抜ける。「ユウくんのおへやに~レッツゴー!」 ヒナは俺の腕を掴んだまま、何の迷いもなく満面の笑みで宣言した。その無邪気な笑顔に、俺の心臓はまたしても大きく跳ね上がる。「慣れてないとか、男子と二人きりになるのは避けてるって言ってたよね!? 随分と…

Plus de chapitres
Découvrez et lisez de bons romans gratuitement
Accédez gratuitement à un grand nombre de bons romans sur GoodNovel. Téléchargez les livres que vous aimez et lisez où et quand vous voulez.
Lisez des livres gratuitement sur l'APP
Scanner le code pour lire sur l'application
DMCA.com Protection Status